▶ InDesign : plain text frame & frame grid[テキストフレームの種類]

プレーンテキストフレームとフレームグリッド


オブジェクト InDesignのテキトを配置するフレムは大きくわけると「プレーンテキストフレーム」と 「フレームグリッド」の2種類があります。
これ以外にも、ツールパネルの[フレームツール]で作成するグラフィックフレームや[長方形ツール]で作成するフレームもありますが、 原則的にそれらはテキストを配置するフレームではありません。ここではテキストを配置する 「プレーンテキストフレーム」と「フレームグリッド」を説明します。
下の図をみてください。
ツールパネルの[横組み/縦組み文字ツール=T字アイコン]で範囲をドラックすると、左側の図のように[プレーンテキストフレーム]が作成されます。
[横組み/縦組みグリッドツール=原稿用紙アイコン]で範囲をドラックすると、右側の図のように[フレームグリッド]が作成されます。新規ドキュメントの作成で[レイアウトグリッド]を選択してドキュメントを作成した場合も[フレームグリッド]が作成されます。

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InDesignではこのふたつの違いをきちんと理解しておくことが非常に重要です。InDesignの初心者にとって、プレーンテキストフレームとフレームグリッドの違い、とくにフレームグリッドの概念はわかりにくく、多くの人がここで混乱するようです。最大の違いは[フレームグリッド]には「書式」が設定されているという点です。流し込まれたテキストは強制的にその「書式」になります。このことを理解していないと、実際の組版作業中、頭のなかは疑問符だらけになります。

組版ルール
【注意】 「グラフィックフレーム」や長方形ツールなどで作成する「フレーム」にテキストを配置すると「プレーンテキストフレーム」になります。逆に「プレーンテキストフレーム」や「フレームグリッド」に画像を配置すると「グラフィックフレーム」になります。そういう意味では、InDesignのフレームは、とてもフレキシブルに設計されています。
フレームの設定

フレームの種類や属性は[オブジェクト]メニューの[フレームの種類]や[オブジェクトの属性] でも変更することができます。

プレーンテキストフレームとフレームグリッド

フレームグリッド 冒頭でも説明しましたが、プレーンテキストフレームとフレームグリッドの最大の違いはフレームに「書式」が設定されているかどうか、という点です。
フレームグリッドには[フレームグリッド設定]の書式が適用されているため、フレームグリッドにテキストを流し込むと、自動的に [フレームグリッド設定]に基づいた書式になります。
右の図はフレームグリッドに設定されている [フレームグリッド設定]です。フォントやサイズ、字間や行間などの書式が設定されています。この書式が強制的にテキストに適用されます。

コピー&ペーストの違い

フレームに[フレームグリッド設定]の書式が適用されていることによって、テキストをコピー&ペーストをしたときの結果にも相違がでます。下の図のように、プレーンテキストフレームにペーストした場合は、元のフォントやサイズのままペーストされます。フレームグリッドにペーストした場合は、元のフォントやサイズではなく、フレームグリッドが持っている[フレームグリッド設定]の書式が強制的に適用されます。

コピー&ペースト

コピー&ペースト [プレーンテキストフレーム]にペーストした場(上図左側をみてください。 フォントもフォントサイズも文字色もプロポーショナルメトリクスも中心揃えもすべてペーストされています。
反対に[フレームグリッド]にペーストした場(右側右の図の赤枠内[フレームグリッド設定]の書式が適用されフォントもフォントサイズも自動的に変わってしまいます。しかし、フレームグリッドで設定されている書式以外の属性、文字色やプロポーショナルメトリクスによる詰めなどは、元の設定のままになっています。

コピー&ペースト 元の書式属性を保持したままフレームグリッドにペーストしたいときは、コピーしてからメニューバー[編集→グリッドフォーマットを適用せずにペースト]をクリックするか、 ショートカット【command ⌘+sift+option+v】でペーストすると右の図のように書式を保持したままペーストできます。 ただし[環境設定]の[クリップボードの処理→クリップボード→他のアプリケーションからテキストおよび表のペースト]にチェックが入っていないと、この機能は使えません。

 
グリッド揃えの違い

[プレーンテキストフレーム]と[フレームグリッド]は、グリッド揃えも違います。
プレーンテキストフレームは、グリッド揃えが「なし」に設定されています。それに対してフレームグリッドは、グリッド揃えが「仮想ボディの中央」に設定されま(下図参照

オブジェクト オブジェクト

オブジェクト [グリッド揃え]を設定、または確認するときは、まずフレームを選択して、メニューバー[書式→段落]で[段落パネル]を開きま(右図参照
つぎ[段落パネルの右上にある小さな三角(右図赤丸内をクリックして、パネルメニューを表示させます。そのパネルメニューから[グリッド揃え]を選択します。
下の図のように、プレーンテキストフレームの場合はグリッド揃えが[なし]に、フレームグリッドの場合はグリッド揃えが[仮想ボディの中央]になっています。

グリッド揃え グリッド揃え
その他の違い

上記以外にも[文字パネル→文字の比率を基準に行の高さを調整/グリッドの字間を基準に字送りを調整][段落パネル→ジャスティフィケーション→自動行送り]などもプレーンテキストフレームとフレームグリッドでは異なります。リンクを参照してください。

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